PyConJP 2019 参加ログ
今更感ありますが、今年のPyConJPに参加してきたので雑に振り返り。
今年で3回目。
多分年間tweet数の8割くらいを2日間でやってた気がする。
Day 1
基調講演 / Why Python is Eating the World
「独学プログラマー」の人(私も買いました)
なぜPythonが広がってきているのか、という話を色々されてた。
共感したのは、学びやすいこと、良いコミュニティがあること。
私もPythonを触りたての頃、構文が学校で習ってきた英語や数学に似ていてとっつきやすいと感じた。
Pythonコミュニティには自分もお世話になっているので、なにか還元していきたい。
去年のキーノートといい、Pythonに熱い方の話は良い。
PythonとGoogle Optimization Toolsの最適化ライブラリで、「人と人の相性を考慮したシフトスケジューラ」を作ってみた。
シフト勤務表の作成。シフトの決定って職人作業なのね。知らなかった。。。
追ってない分野で詳しくはわからなかったが、シフト生成の際に必要となる「目的」「制約」を数式で表現するのは面白そう。
Python ウェブアプリケーションのためのプロファイラの実装
プロファイラの仕組みと、実装方法の話。
始まる前は、プロファイラの仕組みってどーなってるんだと思っていたが、
非常にわかりやすく説明されていた(語彙力)
こういう低レイヤー方面に掘り下げていくモチベーションを聞いてみたい。
pandasのStyling機能で強化するJupyter実験レポート
Jupyterのpandas出力をカスタマイズする。
出力をハイライト、グラフ化する機能が予め備わっていたり、CSSも書ける。これで見せる資料もOK!
となる世界にいたかった(Excelパワポの世界にいますので。。。)
確かに用途としては実験レポート等によさそう。
Day2
基調講演 / Pythonで切り開く新しい農業
例のきゅうり農家さんの話がPyConで聞けるとは!
特に印象に残ったのは、課題設定の部分。(利益に繋がらない選別作業を減らし、他の作業にあてる)
あとはハード部分の作成力。あれだけ色々作れたら楽しそう。
Python Webフレームワーク比較
WebフレームワークはBottleを愛用しています。
Guilotinaって全く知らなかった。テンプレートエンジンもmakoやChamelonとか初めて聞いた。
比較については概ね事前の印象に近かった。ZOPE愛のあるセッション。
PyQt5で自分のためのIDEを作っちゃおう!
PythonでGUIといえば、wxPythonを触っていたなあと思いつつ席に座ると、
まさかの競プロ用IDEを作る話でした(しかもAtCoder用)
確かにIntelliJでやっていると動作が重めなんですよねーと共感しつつ、
IDEに必要な機能を一つずつ小さな課題に分割して実装していく姿は、なんか自分でもトライしたいと思った。
気力があればwxPythonで真似したい。
Pythonに対応していなかったのはご愛嬌。
個人的には今回のPyConJPのベストトークに推したいセッション。
入門 自作検索エンジン
PyConのトーク検索サイトを作った話を添えて。
解説が丁寧で私にも分かりやすかった。それよりも検索技術勉強会があることに衝撃。
Anaconda環境運用TIPS 〜Anacondaの環境構築について知る・質問に答えられるようになる〜
昔少しだけAnaconda使ってよくわからなかったので、素直に公式を使うようになりました。
参加者はAnacondaユーザ多かった。え、みんなそうなの?という感じで。
私はconda使わずpip使っちゃうと思うので、Anacondaは使わない方向で。。。
pytestによるCIレボリューション
ちょっと前に初めてpytest使ってお世話になったので。
テスト書いておくと、コードの変更に対する安心感があって、
『テスト書いてあって簡単に確認できるから、より良いコードに修正する』というモチベーションが湧きやすい。
(仕事でテストコードを書いたことのない人間の個人の感想です)
あとfixtureマジ便利。良い。
CI系は全然さわってきてない。今後はやらないと。
その他
ライトニングトーク
今年も転職しましたトークがあった。良い(エモい)話だったので、影響されて頑張る人いるんじゃないかな。
私も来年はあの手のLTする資格があるはず。。。
あとはNOCチームのトーク。足向けて寝られない。ありがとうございました。
地域コミュニティ交流ミートアップ(Day1)
昨年スタッフやりましたという体でドキドキしながら参加。そして席いっぱい。
参加者は各地域のコミュニティを運営されている方々。私がいてよかったんだろうか。。。
各地域の取り組みや悩みを聞くことができた。大阪も頑張らないと。
実はゆくゆくは実家のある地元でコミュニティ活動やってみたいんだけど、だいぶ田舎なので需要ないかな。
一般社団法人PyCon JP公開型運営ミーティング(Day2)
PyConJPのスタッフではなく、法人としての団体のミーティング。
完全に興味本位で行ってみたら満席になりました。私と同じく初参加の人も多数。
運営について、細かい質問にも答えてもらえるの良い。
パーティ
相変わらずのコミュ障ぶりを発揮。
話しかけてくれた方、ありがとうございました。
まとめ
- 会場は快適。wifiも快適。スタッフの方々ありがとうございました。
- 今年もドローン写真があった。来年もぜひやって欲しい。
- mini osakaスタッフ組と再会した。皆それぞれで頑張っていた。
- トークだけでなく、ミートアップとミーティングにも参加して、今年はPyConならではの楽しみ方ができた
- 意外と人多くて驚いた。Pythonコミュニティは良い
- 来年は両方共部屋を大きくして欲しい
- 来年はトーク又はスタッフあたりで参加してみたい
また来年を楽しみにしています。
次回予告です #pyconjp pic.twitter.com/pbEFa9SJvr
— ⑨ (@number09) 2019年9月17日