PyConJP 2018 Day2 参加ログ
帰阪後バタバタして書く時間が取れなかったけれど、とりあえず二日目の感想。
Day 2
Keynote / Pythonでやってみた」:広がるプログラミングの愉しみ
磯 蘭水 さん
普段感じているプログラミングの楽しみを言葉にして語って頂いた感じ。
「おもしろそう」「つくってみたい」から始まって、気がついたら色々な知識が身についているサイクルをずっと続けていきたい。
Migrating from Py2 application to Py3: first trial in MonotaRO / Python2 から Python3 への移植: MonotaRO での取り組み
Python2.7から3へ移行する取り組みの話。
リポジトリを1つにして2.7と3両対応にしていくとか、両方のバージョンをデプロイして
リクエストを振り分けている等の工夫をされていた。このあたりはPythonでなくても有用なので参考にしていきたい。
Syntaxの修正の話で、コードを編集してもASTが変わっていなければ安全な変更というのはなるほどという感じ。
外部依存モジュールが少なく殆どフルスクラッチで作られているのは歴史を感じる。
Sphinx-2.0 とドキュメントの未来
Sphinxの概要や歴史、あと2.0の話。
Sphinxは個人的に好きなツールなので、メンテナの方の話を聞けたのは良い機会だった。
issueが600(去年から600あると言っていた気がする)程あるとの事。
OSS活動はやったことが無いけれど、なにか貢献できる方法を考えたい。(まず英語のハードルが。。。)
Pythonでざっくり学ぶUnixプロセス
基礎の話を聞きたかったのと、昨年の並行/非同期の話も良かったので今年も。
ゾンビプロセスと孤児プロセスとか区別なく全部ゾンビプロセスと思っていた。
昔はPerlとLinuxの仕事も少しはやっていたけど、
このあたりの話は学ばずにここまで来てしまっているので、とてもありがたい内容だった。
おすすめ参考書籍がたくさん紹介されていたので順に読んでみたい。
Django を Zappaで構築してServerless Python のベストプラクティスを探る
Djangoをサーバーレスで動作させる事例の話。
サーバレスで動かすこと自体はZappaを使えば意外と簡単そうに見えた。 ただサーバレス自体の制限が多く、正直どこで使えばいいんだろう、という印象だった。
LT
個人的にLTではもったいない発表が多数。 特にdiff最小化、asyncioの話あたりは30分枠で聞きたいと思った。 ノベルティのPandasチートシートの方も登壇されていた。謙遜されていたけれど、立派にPandasコミッターだと思います。
pandasチートシート素晴らしいと思います! #pyconjp pic.twitter.com/skxuDH2HJY
— ⑨ (@number09) 2018年9月18日
クロージング
来年のきた!絶対行きます #pyconjp pic.twitter.com/iLOclJKmNS
— ⑨ (@number09) 2018年9月18日
おわり
今年も非常に楽しい二日間を過ごすことが出来ました。
昨年から規模が大きくなり、スタッフの方は本当に大変だったと思います。ありがとうございました。
関西でもPyCon mini Osaka第二回やりたいですね。